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節分の話を、静蘭視点で書いてみました。これも短いですが、どうぞ(^^) 『静蘭の害虫駆除日記』 二月三日、節分 害虫1匹 私のお仕えする、明るく利発で可愛らしいお嬢様は、そろそろお年頃になられた。 そのせいか、最近とみに、お嬢様の回りを目障りなモノがウロウロし始めた。 ―誰がお前らごときにお嬢様を渡すか馬鹿め。 と、いうことで私はいつものように、陰ながらお嬢様をお守りするのだった。 「鬼は外〜!」 私は勢いよく豆を投げた。 狙い通り、門の外から悲鳴が聞こえる。 「あら?何か聞き覚えのある声がしたような。静蘭は聞こえなかった?」 「いえ、お嬢様。私には全く」 「そう?」 「ええ。さあお嬢様、寒いですから中に入って年の数だけお豆をいただきましょう」 「ええ、そうね!」 おそらく門の外では、最近お嬢様にちょっかいを出し始めた酒屋の三男坊が蹲っているはずだ。 私の目の黒いうちは、誰にもお嬢様は渡さない。 おわり |
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